「参考書、どれを選べばいいの?」
勉強を始めた時にいちばん悩みました。
この記事では、実際に使った8冊の参考書をもとに、
「どんな人に、どの本が合うのか?」
を文系・初学者目線でまとめています。
「売上No.1」
「絶対合格」
「これ一冊でOK」
と書かれた本が、書店やネットにたくさん並んでいます。
文系出身・IT初学者の自分にとっては、
パラパラと立ち読みをしても、本の種類が多く
それぞれに特徴がしっかりでているので、自分にあう参考書を見極めるだけでも大変です
どれも良さそうに見えて、逆に選べない状態でした。
勉強の過程で実際にいくつか参考書を購入し、比べてまとめました。
- 読みやすさ
- 理解のしやすさ
- 問題演習の量
- 科目B(アルゴリズム)への強さ
といった点を比べながら記事を作成しています。
簡単に基本情報技術者試験の全体像
ITエンジニアの登竜門とされる国家試験で、ITの基礎知識とプログラミング力を測る試験です。
基本情報技術者試験は、大きく科目A、科目Bと分野が分かれています。この2分野を受けて、両分野において合格点をこえれば晴れて合格です。
この資格の鬼門は 科目B(アルゴリズム)です。この科目Bで合格点を取れるかが、最終的に資格取得できるかの分かれ道になります。
学習時間の目安
学習時間の目安としては、
- IT未経験・初学者や文系:200〜300時間前後
- IT経験者:100〜200時間前後
試験科目A、科目Bの違いは
基本情報技術者試験は、大きく科目A、科目Bと分野がわかれています。
さっそくこの違いをみていきましょう!!
科目A出題内容の傾向
- 知識問題
- 90分・四肢択一で約60問、IT全分野から基礎知識(IT基礎・用語・考え方まで幅広く出題。)を広く問う形式です。大きくは3分野からでてきます。
- テクノロジ系(ハード・ソフト・ネットワーク・DB・セキュリティなど)
- マネジメント系(開発プロセス・プロジェクト管理)
- ストラテジ系(経営・企業活動・法務)
- 過去問の焼き直しが多く、「用語や定義を知っているか」を問う知識問題がメインです。
科目B出題内容の傾向
- アルゴリズム・プログラミング問題
- 100分・多肢選択で約20問、アルゴリズムとプログラミング中心に実践的な力を問います。大きくは2分野からでてきます。
- 「アルゴリズムとプログラミング」(擬似言語)プログラミング系が16問。
- 「情報セキュリティ」セキュリティ系が4問。
- 具体的な言語(CやJavaなど)は使わず、処理の流れを表す共通の擬似言語で出題されます。
両方とも1000点満点中600点以上で合格とされ、コンピュータを使うCBT方式での受験になります。
私も勉強の過程においてつまづいたのが、 科目B(アルゴリズム)です。
多くの人がつまづくので、この科目Bが合格できるかが鬼門になってくるでしょう。
今回比較した参考書8冊のラインナップ紹介
参考書選びを間違えると、 「時間をかけたのに理解が進まない」 という状態になりやすいので、最初の選書がとても重要です。
参考書選びで失敗しないための考え方
・最初から科目B特化本を選ばない
・「理解用」と「演習用」は分ける
・1冊で完璧を目指さない
今回、実際に使って比較した参考書はこちらです。
イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室
初学者でIT用語がまったくイメージできなかった自分でも、 イラスト中心で頭に描けるようになった一冊。
文章中心の参考書で挫折した人、「図で理解したい文系・初学者」に一番向いています。
栢木先生の基本情報技術者教室 準拠 書き込み式ドリル
参考書を読んで「分かった!」次に実際に問題を解いても解けない人の、分かったつもりを潰してくれるドリル。読むだけでは定着しなかった内容が、手を動かすことで一気に知識として身につく。
いちばんやさしい基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集
IT知識ゼロの状態からでも、「何を勉強しているのか分かる」ようになった最初の1冊。
専門用語の説明がやさしく、文系・初学者が安心して読み進められます。
基本情報技術者 パーフェクトラーニング予想問題集
「試験で点を取る感覚」を身につけるなら、この1冊。解説が丁寧で、なぜ間違えたのかを理解納得しながら実力を仕上げられます。
かんたん合格 基本情報技術者予想問題集
時間がない人でも、出題傾向をつかむのにちょうどいい問題集。
問題に出題率%が記載されているので「どこがよく出るか」を意識できる。効率よく得点力を上げたい人向け。
売上No.1!うかる!基本情報技術者試験 科目B・アルゴリズム編
科目Bで完全に手が止まっていた自分を救ってくれた一冊。対話形式で親しみが持てる解説が多く、アルゴリズム初心者でも考え方を追いやすい構成です。
基本情報技術者 科目Bの重点対策
正直、初学者が最初に選ぶとかなりキツい。ただし「基礎は分かるのに点が伸びない人」には、壁を突破させてくれる実戦向けの一冊です。
出るとこだけ!基本情報技術者試験 科目B
「時間がないけど、何とか合格点を取りたい人」向け。要点が絞られているので、スキマ時間の学習や直前対策に向いています。
それぞれの参考書には特徴があります。それにともない人によって向いている参考書がかなり違います。
わかりやすくなるように比較表を作成しました。
※この比較表は、私自身が実際に使った体験をもとにした主観的な評価です。
ただし「文系・初学者がつまずきやすいポイント」を重視して評価しています。
| 書籍名 | 難易度 | 特徴・強み | 向いている人 | 学習スタイル | 総合評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| イメージ&クレバー方式 | ★★★★☆ | イラスト中心で理解しやすい。初心者向け | 図解で覚えたい人、初学者向け | ビジュアル型 | 4.3 |
| 栢木先生の教室(ドリル) | ★★★☆☆ | 書き込み式で実践的。復習しやすい。 | 手を動かして覚えるタイプ | ワーク型 | 3.8 |
| いちばんやさしい基本情報技術者 | ★★☆☆☆ | 初心者向け。図解多く読みやすい。 | 文系・初学者向け | 読み物+問題併用型 | 4.5 |
| パーフェクトラーニング予想問題集 | ★★★★☆ | 解説が丁寧。網羅性が高い。 | しっかり仕上げたい人 | 解説、実践問題 | 4.4 |
| かんたん合格 予想問題集 | ★★★☆☆ | 模試形式。出題感覚をつかめる。 | 試験慣れしたい人 | 模試型 | 4.1 |
| うかる!科目B・アルゴリズム編 | ★★★★☆ | アルゴリズム特化で詳しい解説。図も豊富。 | 初学者で科目Bを強化したい人 | 問題演習型 | 4.0 |
| 科目B重点対策 | ★★★★☆ | 最新傾向に対応。演習量も多い。 | 直前期対策をしたい人、難しい問題にチャレンジ | 問題演習型 | 4.5 |
| 出るとこだけ!科目B | ★★★☆☆ | 時間がない人向け。要点絞り。 | 時間が取れない社会人 | スピード学習型 | 4.2 |
タイプ別おすすめ本
🎓 初学者・文系におすすめ
『いちばんやさしい基本情報技術者 絶対合格の教科書』
私自身も、最初はこの本から勉強を始めました。
最初の1冊として安心感があります。「ITの前提知識がない人」でも読み進めやすい一冊です。
図解を使い専門用語の説明をしてくれます。
IT知識を網羅的に学習したい時におすすめです。
💡 問題演習で力をつけたい人におすすめ
『基本情報技術者 パーフェクトラーニング予想問題集 』
実戦形式で問題が出題されています、繰り返すことによって試験にたいする実力がついてくるでしょう。
分野別に解説を詳しく丁寧なので、苦手部分を把握し学習を繰り返すことができます。
『科目B重点対策』
アルゴリズム問題にしっかり向き合いたい人向け。
「なぜそうなるのか」が丁寧に解説されているので、実践力が上がることでしょう。
✍️ 手を動かして覚える派におすすめ
『栢木先生の教室ドリル』
書き込み式なので、 読むだけでは頭に入らない人にぴったり。
理解→定着までが早いのが特徴です。
⏰ 短期で得点アップを狙いたい人におすすめ
『出るとこだけ!科目B』
『かんたん合格予想問題集』
時間が限られている社会人におすすめ。
ポイントが絞られており、要領よく科目Bは『出るとこだけ!科目B』
科目Aは『かんたん合格予想問題集』を使い出題傾向をつかみ効果的に学習をしていきましょう。
まずは最初の1冊目おすすめ
もし1冊だけ選ぶなら、文系・初学者の自分が最初に選んでよかったのは「いちばんやさしい基本情報技術者」です。
まとめ:参考書選びで大事なこと
基本情報技術者試験の参考書選びで大切なのは、 「自分のレベルと目的に合っているか」です。
次の3点を意識するだけで、学習はかなり楽になります。
✔ 初学者なのに難しすぎる本を選ばない、なかには図解がついて優しいものもある
✔ 1冊の参考書をとことん使い倒し、愛読本にするために育てていくと理解が積み重なっていく
✔ 役割を分けて使う(インプット用・演習用)
この記事では全体の比較を行いました。
各参考書についての詳しい記事は個別レビューで見てください。
- 実際の使い心地
- 良かった点・微妙だった点
- どんな人に向いているか
気になる本があれば、ぜひそちらもチェックしてください。